KEGG 10周年記念シンポジウム
KEGGは旧文部省ヒトゲノムプログラム第I期5年計画の最終年度である1995年に特定領域研究「ゲノム情報」の下で開始し、第II期5年計画の特定領域研究「ゲノムサイエンス」でその基礎を作りあげたデータベースです。2000年からの5年間はミレニアムプロジェクトの一貫として、日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業により大きく発展させることができました。現在は科学技術振興機構バイオインフォマティクス推進センターの支援を受け、さらなる発展を遂げつつあります。1995年12月に公開した最初のリリースからちょうど10年になります。まったくのゼロから出発したKEGGはこの10年間で世界で最もよく利用されているデータベースのひとつとなりました。「ゲノムからケミカルゲノムへ」と題したこの記念シンポジウムでは、欧州EBIのThornton所長、米国糖鎖コンソーシアムのPaulson代表をはじめ12名による招待講演と、KEGGのパッケージ版であるiKegの製品発表会が行われます。
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